2017/02/28

19か月分娩迫る


1月に、預託していた育成牛が21カ月齢で自然分娩しました。
この子は純粋に我が家でずーーっと大きくなってきた牛です。
なんと、19か月齢での分娩を3月10日予定日で控えています。
もともとすごく大きく育っていた牛なので、早めに種付けをしました。
予定日まで、あと10日ほどですが、既に乳房もしっかり動いているし、
浮腫も出始めました。これは、予定日より早そうな雰囲気です。
一緒の群にいる乾乳牛を押しのけて餌を独り占めする
かなり強気のこの子は、無事に分娩を完了できるでしょうか。

日本ではマダマダ22か月以下の分娩はタブーの様な状況ですが、
アメリカなどでは20か月前後で産ませるってのが普通になってきている。
私も牛に技術でこたえたいとおもいます。

2017/02/26

経営者として


申告を目前に、慣れない会計事務に四苦八苦しております。
農業会計の勉強はしてきたつもりでも、
仕訳の仕方とか、いろいろなパターンを教科書で勉強してきたつもりでも、
やはり、実践に勝るものはないと感じています。
なんだかんだ、二年目の会計事務。
どこをチェックすると効率よくミスを探せるか。とか、そういった
テクニック的なものが次第に見えてきました。
たぶん、会計ソフトの扱いにも慣れてきたんだとおもいます。

何度、初年度のデータからやり直したことか。
昨年1年は真剣に悩まされました。
色んな人に助けていただきながら、こいつ大丈夫か?とか
思われていた(思われている)ことと思います。

が、私には一つの意地のようなこだわりがあります。
「経営者なんだから、全てを理解したい」
お金払って税理士さんにお任せするのも手です。
確かに、相当な時間をここにつぎ込んでしまってます。
それでも、理解したうえで任せるのと、
出来ないから任せるのとでは、天と地ほどの差があると考えます。

これって、餌の設計でも、繁殖管理の事でも、病理の事でも、
建築の事でも、機械の事でもなんでもそうだと思うんです。
理解してるから、任せれるし、手を抜けるし、前進できる。

わからないから任せる事は、経営者としてあってはならない。

これからも、ずっと恥かきながら、精進です。

2017/02/17

mottainai



世界に通じるかもしれない「mottainai」という考え方。
日本発の言葉ではありますが、実際の日本を見渡すと、
「もったいないから大切にする」という風な考え方よりも
「もったいないことをしている」ような仕組みをよく見ます。
パッと見、問題なく食べれる野菜も、規格外と判断されれば
簡単に行き場を失い捨てられる存在に。
豆腐は食べるけど、おからはいらない。

日本人は「もったいないことをしている」国だと思われますよ。

「もったいないもったいない」。

それにしても、牛の野菜を食べる様は豪快です。
牛舎に低くも気持ちの良い快音が響きます。
ニンジンは高岡のスタファームさんの規格外ニンジンです。
動画の人参はリコピンたっぷりの赤い人参です♪

2017/02/15

clover farmの餌やり風景



牛を飼う上で、必要なのが「牛にえさをあげる」という行為です。
ただ、牛への餌のあげ方はいろいろあります。
放牧地で草を食べさせたり、ミキシングした餌を機械であげたり、
手で牛の前に配って回ったり。農家さんの規模、形態、牛舎構造、考え方等により
その手法も内容も千差万別です。
ちなみに、我が家では、牛舎の飼槽通路がとても狭いのと
飼料庫が無い等の制約条件と、家族経営でなるべく多くの牛を管理する目標と、
牛をより健康に飼うために、「発酵TMR」という餌を主軸として
えさの設計給与を行っています。
この発酵TMRが何かといいますと、簡単に言えば、
「牛に必要な餌をごちゃ混ぜにして、乳酸発酵させた餌」です。
ここでポイントになるのが、いくつかありまして、
①餌の栄養の計算や原料の選択、調整などを業者がすべてやってくれるので農家は牛にあげるだけ。
②発酵させていることにより、分解しにくい餌が分解されやすく、分解しやすい餌が安定的な形になっているので消化トラブルを軽減できる。
③屋外での保存が効くので、飼料庫が無くてもよい。
ざっくりこんな感じで、農家にも牛にも優しい餌なのです。

動画では、この発酵TMRをやっている所が映っています。
我が家は牛を放し飼いにしているので、一日分の餌をドンと置いておけば、
牛が自由なタイミングで好きなだけ餌を食べに来ることができます。

我が家では、この発酵TMRの他に、人間が捨ててしまうものも食べさせています。
日本の牛はBSE(狂牛病)の発生以降、動物性の餌を給与することはできないです。
なので、廃棄弁当などは使用できませんが、おから等の一般的に「粕」と呼ばれるものを
与えることができます。
なので、我が家でも「おから」や畑で収穫された規格外の「野菜」。
さらには、シメジを収穫した後の「廃菌床」、
減反で食用に出来ないお米を砕いた「破砕米」などを組み合わせて与えています。

牛の胃袋は4つあり、消化の過程は人間とはずいぶん違いますから、
胃袋の機能を理解して、餌を組み合わせていく必要があり、ここが奥深く、
楽しい世界でもあったりするのです。この辺は教科書にすると辞書並みに分厚い
本が書けてしまうほど、奥深いので、また少しずつかみ砕いて
個人的な解釈になりますが、書けたらいいなぁ。なんて思っています。

そんな難しい作業を子供でも手伝えるのが我が家の餌やり体系の良い所。
なんて思っています。

2017/02/07

「ジェラート中学校給食に登場」

2017年2月7日の富山新聞23面

 このたび、高岡市役所の方から素敵な話を頂き、実現していただきました。
高岡市内の中学校の学校給食に、clover farmの牛乳を使ったジェラートと
国吉りんごのジャムを合わせたオリジナルカップジェラートを、
高岡市の戸出ジェラートの清都さんに開発製造していただきました!

今回の取り組みで一番苦労された清都さん。
なんせ、4800個のカップに手詰めですからね。。。ゾッとします。
本当にありがとうございます。そして、お疲れ様です。

「美味しい!」と思っていただけるに違いないと思っています。

10日の給食から!高岡の中学生の皆さん、待っててねー!