廃用確定

離農するにあたり、この牧場へ引き継がれた牛1頭の廃用を決定しました。
牛は、分娩後に乳量が上昇していき、分娩後100日頃を境に減少していきます。
それが、その牛の餌代と見合わなくなる頃、酪農家は牛の命を決めることになります。

clover farmが始まった一番最初から牧場を支えてくれていた牛です。
引き継いだ時点で、分娩から1年が経っていました。
何とか妊娠してくれればと思い、これまで9回にわたって種付を行ってきました。
9回目の種付のあと、次の発情が来ていなかったので、受胎したかな?と、
楽しみにしていましたが、妊娠鑑定を待たずして、発情が来てしまいました。
乳量も落ちてきています。
何より、日に日に肥満体系になってきているので、今受胎させたとしても、
次のお産のリスクも増している状況でしたので、
この発情をもって、繁殖のための種付を終了し、時期を見て肉としての出荷を判断しました。

聞き分けがよく、目が印象的で、搾りやすいお気に入りの牛でした。
03954 0804 7 CF 007

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